mv

予防歯科

予防歯科について

予防歯科

クリーニングについて

歯についている細菌汚れや歯石を専用の器具を使って取り除いていきます。

クリーニングの流れ

  1. 最初に来られた時は応急処置を行いそれからお口の全体的な検査を行います
  2. 歯茎の炎症が強い方は先に歯周病の治療(クリーニングを含む)を行います
  3. それほど歯茎の炎症が強くない人は同時虫歯の治療など同時並行ですすめていきます
  4. そしてすべての治療が終わればメンテナンス期間に入ります
クリーニングの頻度について

だいたい3か月に一回受けていただくのが良いかと思います。しかし人によって、お口の状態によってメンテナンス期間は異なります。丁寧にお口のケアをしてほとんど細菌汚れもなく、お口になんのトラブルもない場合は6ヶ月くらいの人もいますし、順調に過ごしていたけどいきなり深い歯周ポケットができてきまった、お口のケアの状態が悪くなったとなどお口の中の状態の変化があれば今まで6ヶ月で見ていたのを次回は3か月後に見せてくださいということになります。

定期健診、メンテナンスは何歳くらいから行けば良い?

早ければ早いほど良いでしょう。虫歯予防のためになるべく早くフッ素を塗布することは子供の歯はもちろん大人の歯も虫歯になりにくくなります。10代から30代、40代くらいまでは歯周病でトラブルが起きる方はほとんどいないので虫歯で痛みが出ない限りは問題なく過ごせるかもしれません。しかし、歯周病は痛みなく骨を溶かしていく怖い病気なので痛みがない若いうちに定期健診を受ける習慣をつけて歯周病を予防することが大事です。

飲み物によっては
歯が溶けることがある?

予防歯科

あります。けれどもいきなり短期間で溶けることはないです。
酸性度が強い飲み物、レモンやワイン、お酒もビールなどでは簡単に溶けませんがレモンチューハイなどは歯が溶けます。加えてショ糖が添加されている炭酸飲料は歯が溶けるプラス虫歯になると短期で重篤な虫歯になってしまうことがあります。また歯が溶けてしまう病気を酸蝕症というのですが日本人の4人にひとりが酸蝕症だといわれています。
最近冷たい物がしみたり、歯の色がところどころ黄色くなっていたり、歯全体が丸みを帯びてきたりした場合は酸蝕症の可能性がありますので一度歯医者さんに診てもらうことをおすすめします。

ラバーダムについて

予防歯科

ラバーダムとは?

ラバーダム防湿といってお口にレインコートのようにゴムの材料で歯をお口から分離させるものです。

ラバーダムが必要な理由

  • 歯を乾かしたい時に唾液や呼吸の影響を
    受けなくする
  • お口の中で歯を削る時に舌や頬を
    傷つけないようにする、守ってくれる
  • 苦い薬品などお口の中に
    こぼれないようにする
  • 詰め物などを間違えて飲み込むことを防ぐ
ラバーダムを用いる治療
  1. 虫歯の治療
  2. 神経を取る治療など

虫歯とラバーダム

特に虫歯の治療、詰め物の治療の時にラバーダムは効果を発揮します。詰め物を詰めるときに唾液や呼気があると接着力が低下します。例えていうと湯気がたちこめるお風呂場でお湯が張った上で木材をボンドでくっつける場合と外でよく乾かして木材をボンドでくっつける場合、どちらのほうがよくくっつきやすそうかというとイメージはわきやすいと思います。

ラバーダムが苦しいわけ

ラバーダムはゴムでお口を大幅に覆うので、花粉症、鼻炎などでお鼻で息ができない状態では苦しいと思います。その状態ではラバーダム防湿は難しいと思います。

ラバーダムは上の歯、下の歯両方必要?

基本的には上下関係なく虫歯治療の時は可能であれば使用するのが望ましいです。

歯石とバイオフィルム

予防歯科

歯石について

歯石は細菌がくっついて塊になったもの、つまりプラークが石になってしまったものをいいます。歯石はプラークと違って歯ブラシでは除去することはできないので歯科医院の専門の機械を使って取る必要があります。

バイオフィルムとは

バイオフィルムとは簡単にいってしまえば細菌の集合体です、細菌の集合住宅みたいなものです。その集合住宅に虫歯菌が多ければ虫歯になりますし、歯周病菌が多ければ歯周病になります。

ちなみにバイオフィルムはお風呂の排水溝のヌメリと一緒なのでお風呂でブラシでこするように基本的には歯ブラシで磨かなければとれません。

Q. 歯石取りって1回で終わらないの?

A. 1回で終わる場合と
終わらない場合があります。

1回で終わらない場合というのは歯石が大量についており何回かに分けて取る必要がある場合です。
歯石は2種類に分けられ、縁上歯石と縁下歯石に分けられます。縁上歯石というのは歯茎の上についており肉眼で発見できるものです。縁下歯石というのは歯周ポケットの中にあり色は黒く、歯に強い力でこびりついています。この縁下歯石がある場合は数回歯石取りが必要な場合があります。

歯磨きについて

予防歯科

歯磨き後はしっかりと
ゆすいだほうが良い?

結論から申し上げますとしっかりとゆすいではいけません。
イギリスの研究でコップを使ってしっかりゆすいだグループと、手を使って軽くゆすいだグループに分け虫歯の増加率を比べた実験があります。
結果は手を使って軽くゆすいだグループのほうがう蝕増加率は16%低かったという結果になりました。歯磨剤に含まれるフッ素がよく残り、虫歯になりにくいとのことです。
歯磨き後のうがいは1度だけで、コップを使わず手で軽くゆすぐ程度にしておきましょう。

歯ブラシの選び方

予防歯科

子供の歯ブラシの選び方

0から2歳

基本的にはこの時期は歯ブラシに慣れてもらう時期なので子供用であればご本人のお気に入りの歯ブラシでいいと思いますこの時期は歯磨きは楽しいものというイメージをつくっていくことが大事です。基本的にはこの時期はお父さん、お母さんが仕上げ磨きをするのでお父さん、お母さんが使いやすい歯ブラシと分けてもいいかもしれません。

3から5歳

この時期は1日2回、歯磨きをするよう習慣を身に着ける時期です。電動歯ブラシも検討してもいいでしょう。

6から12歳

この時期は成長スピードが速く大人の歯ブラシを使い始める子もでてきます。お子さんにもよりますが基本的には9歳ぐらいまで仕上げ磨きをしてあげるのがベストです。

大人の歯ブラシの選び方

大人ではご自身が使いやすいものでよいですがプラークのとりやすさの観点でいえば基本的には硬さ普通をおすすめします。歯茎の炎症が強い方で硬さが普通では痛いという方はやわらかめをおすすめします。

あと電動歯ブラシと手用の歯ブラシどちらがいいかといえば可能であれば電動歯ブラシをおすすめします。電動歯ブラシのほうが手用よりプラーク除去効率が良いという研究結果があります。ただ、普通の歯ブラシでよく磨けているひとが電動歯ブラシを使用したからといってもっと磨けるというわけではなく、歯ブラシが苦手な人に効果的なようです。

正しい歯ブラシの使い方、
ブラッシングについて

歯磨きで大事なことは細菌汚れプラークを除去することです。なので鏡を見ながら毛先がどこにあたっているか確認しながら磨きましょう。

磨く場所は右上、右下、左上、左下上下前歯とざっと分けてもこれだけあります加えて歯の面という見方をすると頬側、咬む面、舌の内側と3面あるので磨く場所というのはかなりあります。なので大事なことは磨く順番を決めておくということです。なにも順番を決めずに歯ブラシをすると磨いた部分と磨いていない部分が曖昧になってしまい磨き忘れる部分が出てくる可能性があります。

なので最初は右上の頬っぺた側の最奥からぐるーっと左上の最奥頬っぺた側次は下に降りて左下の奥からコの時のように頬っぺた側を磨く、それが終われば咬む面を同じように磨くと順番を決めておくと忘れにくいのでおすすめです。

フロスについて

予防歯科

フロスって何?

フロスは歯と歯の間の汚れを取る糸のことです。

フロスが必要な理由

歯ブラシだけではお口の55%ほどしかプラークを除去できません。歯と歯の間の隙間にあるプラークは歯ブラシの毛先では取れないのでフロスが必要です。

子供にもフロスって必要?

お子様にもフロスを使用してあげるといいと思います。ただフロスを使用するにあたって使いこなすには一定の技術が必要ですので12歳くらいまではそんなにフロスを使用することにこだわらなくていいと思います。

歯間ブラシについて

予防歯科

歯間ブラシって何?

歯間ブラシとは一言でいうと小さなスティック状の歯ブラシです。ブラシ状になっているものやゴム状のもの、いろんなタイプの歯間ブラシがあります。

歯間ブラシが必要な理由

年齢を重ねていくうちに歯と歯の間の歯茎は多少なりとも下がってしまいます。年齢が若く歯茎が下がってないうちは歯と歯の間のケアはフロスでケアできますが、加齢、歯周病によって歯と歯の間の歯茎が下がるとフロスではスカスカになり十分にプラークをとることが難しくなります。その点歯間ブラシはいろいろなサイズがあるので歯茎が下がっても対応可能です。

子供にも歯間ブラシって必要?

結論からいえば必要ありません。歯と歯の間のケアをするのであればフロスのほうが良いと思います。無理に歯間ブラシを通してしまうと逆に歯茎が下がってしまうのでおすすめしません。

唾液検査について

予防歯科

唾液検査とは?

唾液検査とは端的に言えば患者さんがどのような病気のリスクをかかえているかがわかります。
唾液検査を実施すると下記の項目がわかります。

  1. 虫歯菌 単純に虫歯の菌が多いと虫歯を発症するリスクが高いです。
  2. 酸性度 酸性度が高いと虫歯で穴が空いていくスピードが速いです。
  3. 緩衝能 1度お口に食べ物を入れるとお口の中が酸性(上記のグングン歯が解けていくような環境)になるのですが唾の力で酸性を中性(歯が再石灰化によって失われたミネラルが戻っていく環境)に戻す力のことです。
    緩衝能が低いと虫歯のリスクが高いです。
  4. 白血球 歯と歯茎の間で炎症があると炎症細胞である白血球の数が多くなります。
    つまり、白血球が多いと歯周病のリスクが高いことになります。
  5. たんぱく質 歯茎に炎症があると唾液中のたんぱく質が増えます。
    バイオフィルムが関係しています。
  6. アンモニア お口の中に歯周病細菌が多く生息していると歯周病菌の代謝産物のアンモニアが増えます、アンモニアは口臭の原因の一つです。

患者様の唾液を調べることで上記の6項目を調べ、「患者様は歯周病のリスクが高いのか?」または「虫歯のリスクが高いのか?」また「虫歯菌が多く歯ブラシがあまりできていなくて虫歯のリスクが高いのか?」「虫歯菌は少ないけど緩衝能が低く、再石灰化を促進してくれる唾液が少なくて虫歯のリスクが高いのか?」などが詳しくわかります。
自分がどんなリスクを抱えているか気になる方は是非ご検討ください。

予防歯科のよくある質問

予防歯科のよくある質問

Q. デンタルフロスとブラッシングは
どちらを先に行えばいいの?

A. デンタルフロスを先に行うほうが
良いでしょう。

理由としてはデンタルフロスを先に行うことにより歯と歯の間の汚れやプラークを先に取り除いておきます。その後ブラッシングを行ったとき歯磨き粉のフッ素や薬用成分が歯と歯の間に浸透していきます。先に歯と歯の間の汚れやプラークを取り除いておくことによってより歯に薬用成分が浸透します。
ですので先にデンタルフロス、歯間ブラシを行うのが良いでしょう。

Q. 1日何回ブラッシングを
すればいいの?

A. ベストは毎食後ブラッシング、デンタルフロスを行うことが良いでしょう。

しかしながら、なかには生活のなかで毎食後ブラッシングを行うことが難しい方もいらっしゃるかと思います。
虫歯予防の観点でいうと最低1日2回、夜寝る前は必ず磨いていただくと十分に虫歯を予防できます。

ですので最低でも1日2回、絶対に夜は必ずブラッシングをする。加えてデンタルフロスは最低1日1回通して頂ければ良いと思います。

Q. 食べ物で甘いお菓子やジュースじゃなくても虫歯の原因になる?

A. はい、なります。

もちろん虫歯のなりやすさ、虫歯の進行スピードに差はあるものの、ほとんどの食品で虫歯になると思っておいたほうが良いかもしれません。

お米などの炭水化物でも虫歯の原因になります。野菜は直接的に虫歯の原因にはなりませんが、サラダにかけるドレッシングなどは微量ですが糖分が入っている場合があります。

一度どのような物が虫歯の原因になるか歯医者さんに相談してみてもいいかもしれませんね。

Q. ブラッシングの時に力を入れすぎると歯が削れてしまうことがある?

A. はい、あります。

ブラッシング時、特に横磨きの時に力を入れすぎてしまうと歯と歯茎の境目の所が徐々に削れてくることがあります。

歯が削れていくと知覚過敏を引き起こすのでやさしい力で丁寧に歯を磨いてあげる必要があります。対策としては握り方をペンを持つような持ち方に変えることは効果的ですので是非試してみてください。

Q. 予防歯科とはなんですか?

A. 予防歯科とは患者さんに定期的に来院していただき、お口の中のトラブルが発生したり、悪化したりしないように検査、治療、生活環境などを指導することです。

来院するペースは患者様によってことなりますが、当院では基本的には3か月に一回の来院を推奨しています。

Q. 定期健診に行きさえすれば虫歯、歯周病にはならないですか?

A. 残念ながら答えはいいえです。
定期健診ではお口のトラブルを早期発見、歯周病、虫歯の元となるプラークの除去などを行い、お口のなかを徹底的に綺麗にします。

しかし、日々の歯ブラシやフロスができていないと24時間程度でプラークが溜まり、虫歯や歯周病になってしまうのです。

Q. ワンタフトブラシって何ですか?

A. ワンタフトブラシは普通の歯ブラシと
比べてヘッドが小さく通常の歯ブラシでは届きにくい所のプラークを除去することができます。

矯正中の方や奥歯の届きにくい所などが
おすすめです