ホワイトニング
ホワイトニングについて

ホームホワイトニングとは
型どりを行ってマウスピースを作成し医師の指示のもと文字通り医院ではなくお家でホワイトニングする方法です。効果は若干オフィスホワイトニングと比べて白くなりにくいが安価です。
年齢によってホワイトニング効果は
異なりますか?
年齢が若い方のほうが効果が得られやすいが高齢の方でも確実に効果を得られます。ホワイトニング効果については過酸化水素の歯に対する拡散性が重要となります。
この観点から高齢の方と比較して年齢が若い方の歯の質は石灰化度が低いことから拡散性が高くなるためホワイトニングの効果は高くなります。ただ高齢者の方でも色が黄色みを帯びている症例などは確実なホワイトニング効果を得られます。
ホワイトニングで白くなった歯が
元の色に戻ることがありますか?
後戻りは避けられない現象です。認められた場合は主な原因を特定し、原因を除去したのちホワイトニングを再度行います。
後戻りが生じる原因は飲食物由来、紅茶、コーヒーあるいはワインなどが再び歯に着色することで生じます。特に濃度の濃いホワイトニング材を用いた場合、歯の表面が少しざらつくため後戻りしやすくなります。後戻りが認められる場合はホームホワイトニングで2〜3日ホワイトニングを行うと多くの場合改善が見られます。
ホワイトニングで白くできない
ことはありますか?
残念ながらあります。歯の着色の原因としては内因性と外因性のものがありその見極めが重要となります。
外因性
● 虫歯
● 金属イオンの浸透
● 飲食物の着色
● タバコ
内因性
● 加齢による黄ばみ
● 代謝異常
● テトラサイクリン変色歯
● 歯髄壊死
虫歯や金属イオンによる着色はホワイトニングでは改善しないので詰め物などで対応することを考えます。
重度のテトラサイクリン変色歯などはホワイトニングでは改善することができない場合があります。
状態によってはホワイトニングできない場合があるので注意が必要です。
神経をとった歯を
白くすることは可能ですか?
可能です。ウォーキングブリーチという方法で神経取った歯を白くすることができます。
神経を取った歯というのは被せず詰め物で治療した場合、年月が経つと歯が変色してきます。
通常のホワイトニングでは白くならずウォーキングブリーチを行う必要があります。
ウォーキングブリーチを行う際詰め物に隙があったりすると漂白効果が得られないので先に詰め物をやり替えたりする場合もあります。気になる方は一度歯医者さんに相談してみると良いでしょう。
ホワイトニングを行うにあたり歯に着色が付きにくくなるような歯磨き粉はありますか?
あります。歯磨き粉は現在かなり種類が多くなりました。その中でも歯を白く保つような歯磨き粉があります。
その歯磨き粉を使用すればホワイトニング要らずというわけではないですが、ホワイトニングを行う際は一度検討してみてはいかがでしょうか?
ホワイトニングを行うにあたり虫歯や歯茎に炎症があるなら
先に治療を行わないといけない?
はい、その通りです。ホワイトニングを行う前に治療を終わらせておかないといけません。
虫歯があるままでホワイトニングを行うと薬剤の影響で痛みが出たりする場合がありますし、歯茎が炎症で腫れたままホワイトニングを行うと歯茎の浸出液のせいでホワイトニングの効果が減弱するため先に治療を終わらせておく必要があります。
ホワイトニングを行った後
知覚過敏が起こることはありますか?
はい、あります。しかしながら一時的なものですのでホワイトニングを中断することによりおさまる場合がほとんどです。最初から知覚過敏がある方は最初に知覚過敏の処置を行ってからホワイトニングを行うと良いでしょう。
もしホワイトニングを行った後、強い知覚過敏が残る場合は担当医に相談したほうが良いでしょう。
ホワイトニングの効果、
期間はどれくらいもちますか?
オフィスホワイトニングの場合は3か月から5か月ほど効果が持続します。ホームホワイトニングはもう少し効果が持続します。効果を持続させるためには定期的なホワイトニングが必要です。
オフィスホワイトニングの施術は
1回だけではないのですか?
はい、最低でも2回は必ず行い、次回も改めて来院していただきもう1度ホワイトニングを行う3回制を採用しています。
1回だけでは効果があまりでず、必ず2回以上行わなければなりません。